最近ノートパソコンほしいなぁと思って今更PanasonicのCF-SX2をヤフオクで購入した。以下の構成で二万円だった。
スペック
プロセッサ | インテル® Core™ i5-3340M プロセッサー |
RAM | 4GB |
OS | windows10 Pro 64bit |
ディスプレイ解像度 | 12.1型ワイド(16:9)HD+ TFTカラー液晶 (1600 x 900ドット) |
重量 | 約1.40kg(Lバッテリー装着) |
細かいスペックは長くなるので割愛。詳しくはこちらのPanasonicの公式サイトで。
http://panasonic.jp/pc/p-db/CF-SX2CEABR_spec.html
以上の構成でストレージが320GBのHDDだったので120GBのSSDに換装した。現在良好に稼働している。
使用感等
外見
中古の割に結構状態がかなり良かった。所々に細かな傷や使用感、若干のキーの傾き等が見受けられるがどれも目立たないもので許容範囲であり実用上一切問題ない。MacやVAIOなんかのウルトラブックと比べると外見が分厚く見劣りするという人もいるかもしれないが自分は堅牢で汎用性のありそうなレッツのデザインは好き。そして外見に反してかなり軽いのもいい。
開いた状態。
右側面。右からAC-DCアダプター、SDカードスロット、USB2.0、LAN端子。
左側面。左から順によくわからない穴と排熱口、HDMI、VGA、USB3.0 x 2
正面。左から順に電源、全ての無線機能をOFFにするスイッチ、3.5mmジャックとマイク入力ジャック、DVDドライブ。
性能面では一切の不満なし
性能面では、3世代のCore i5でメモリ4GBであれば普段使いでは特に困ることはない。非常にサクサク動く。私の用途では外出先でブログを書いたり、スマホやタブレットの管理、プログラミング、ネットサーフィン、GIMPで画像編集が主なので全く問題ない。むしろオーバスペック。i3でも良いくらい。
だが所詮モバイル用のi5なので3Dゲームやモデリング等の高いグラフィック性能を要求する作業や、高ビットレートな動画ファイルの動画編集等は厳しい。
劣化してる割に良いバッテリー持ち
バッテリー持ちは2012年製のパソコンであることと中古である事からかなりの劣化を想定していたが、それでもバッテリー持ちは優秀だと思う。バッテリーパック(L)を積んでいることもあるがスリープを途中で挟んだ運用で10時間使用しても25%ぐらい余ってたりする。また、ACアダプターで電力供給中はバッテリーパックを起動中にスライドさせて着脱可能なので、長時間ACアダプターを接続して使用するときは過充電防止であえてバッテリーを外した運用も可能。
汎用性の高いハードウェア
Lets Noteといえば同世代のウルトラブックにはない大量の接続端子。私の友人はThunderbolt3が一基しかないMacbookを使ってるが以前アダプタを忘れて大容量のクラウドにも入らない動画ファイルを私とやり取りする時に非常に不便な思いをしていた。
USBがなくてもBluetoothやクラウドを使うことで普段は困らないかもしれないが、いざ大容量のファイルをやり取りするとなると、Wi-Fiが必須になるしUSBより確実に遅い。モバイル回線でやろうものなら速度制限に引っかかる事も視野に入れる必要がある。Lets NoteならUSBポートが3つもあり、困ることはない。
更にSDカードスロットと今時のウルトラブックであり得ないDVDドライブも完備している為、外出先でレンタルしたCDを直ぐにリッピングして返却したり、カメラで撮影した大きいファイルサイズの写真や映像を直ぐに確認したり、編集したりするのにも使える。
またLAN端子と映像を出力する端子が2つもあるため、ACアダプターを接続し、バッテリーを引っこ抜いて、ルータとモニター2台に接続することで安定した回線と大画面デュアルモニターの簡易デスクトップ環境だって構築できる。
意外と使いやすかったホイールパッド
最初は小さすぎて本当にこんなちっさいマウスパッドで作業できんのかよと思ったが、設定でカーソルの速度と感度を上げることで気にならなくなった。あとクルクル回すだけで縦スクロールと横スクロールができるのは非常に楽。だがどんなにカスタマイズしてもMacのトラックパッドほど気持ちのいい使用感にはならなかった。
不満な点
スピーカーがモノラルで音量も聞き取りやすさも糞。この一言に尽きる。通話程度なら十分だがyoutube等の動画視聴では使い勝手が悪い。今時どんなペラペラ安物ウルトラブックでもステレオなのに何故定価20万のパソコンにモノラルスピーカーを搭載したのか理解に苦しむ。むしろビジネス用途を想定しているのであれば、プレゼン等である程度の聞き取りやすい音質と音量を確保するためにはステレオスピーカーは必須だと思う。
流石に使い勝手が悪いので近々動画視聴用でapt-x対応のBluetoothスピーカーを買う予定。
最近発売されたCF-SV7はやっとステレオスピーカーになったっぽい。
不具合など
ファン暴走
SX2が公式ではWindows10に対応していないらしく実際に不具合も確認出来た。一つ目はWindowsアップデートのときにファンが暴走しLets note標準のファン制御用のソフト、電源プラン拡張ユーティリティで一切制御が効かなくなる。
因みに暴走したファンの速度は電源プラン拡張ユーティリティの高速時よりも明らかに速く回転し、音も違うので直ぐにわかる。原因は分からないが3Dゲームや高負荷な作業等でしばらくCPUを爆熱にすると拡張ユーティリティの高速時と同じ速度に落ち、その後制御ができるようになった。
謎の高周波音
こちらはPanasonicが不具合を認めておりこちらでドライバが配布されている。
http://faq.askpc.panasonic.co.jp/faq/docs/003623
グラフィク関連のドライバが原因のようだ。
まとめ
今回Lets Noteを買ったことで今までデスクトップでやっていた作業が外出先でできるようになったのは非常に便利。しかも3万円で上記のスペックだからね。
これから5年ぐらいはこいつを現役で使っていこうと思う。
因みに現在SSD240GB積んだ奴はAmazonで30000円しないぐらいで売られている。
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