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【レビュー】aptXとAAC両対応の安いヘッドホン「SE-MS7BT-T」

iPhone7以降のiOSスマホや、XperiaXZ2、Mediapad M5といったイヤホンジャックを搭載しない端末が徐々に増えてきたのでBluetooth接続で使えっるヘッドホンが欲しいと思い始めた人もいると思う。自分もそのうちの一人で、つい最近まで使用していたMDR-10RC/Bを友人に8000円程で売りつけた金でPioneerの「SE-MS7BT-T」を購入した。価格は約8500円程。購入の決め手になったのはaptXとAACの両方に対応していること。AndroidとiOSを両方使用しているのでこの二つのコーデックに対応してくれないと音楽用では使い物にならない。

主なスペック

バージョン Bluetooth3.0
再生周波数帯域 9 Hz ~ 22 000 Hz(Bluetooth®接続時)
9 Hz ~ 40 000 Hz(有線接続時)
対応コーデック SBC,aptX,AAC
連続再生時間 約12時間
重量 約290g

使用感等

外見

新品で購入したけど購入してからレビューまで結構時間が経過しているのでヘッドホンの側面に結構傷がついている。というか材質的にかなり傷つきやすい。あと折りたためないのでMDR-10RC/Bよりも携行に不便であまり持ち歩かなくなった。

箱正面画像
箱。
ヘッドホン本体画像
ヘッドホン本体。.実際に触った感じは見た目よりもチープ。
右側面ハウジング画像
右側面のハウジング。左もほぼ同じ。非常に傷がつきやすい。

左側スライダー画像NFC
左側のスライダー?の内側にNFCがあるが、私が所有している端末では大きすぎてNFCが反応する位置まで持っていけなかったので使用できなかった。そもそもなぜ内側に配置したのか理解に苦しむ。

下部から見た操作パネルの画像
下から見ると有線使用時の3.5mmプラグを差す場所と、充電用のmicroUSBを差し込む場所、電源ボタン、マイク、LED、音量の+-ボタンがある。
付属ケーブル画像
付属の3.5mmケーブル。microUSBも付属していたけどなくした。

音質

有線時もワイヤレス時も音の特性はほぼ同じ。有線ではBluetooth特有のホワイトノイズが消え、高音域の特性が更に良く聞こえる。中高音域はこの価格帯では非常に綺麗な分類だと思う。高音好きの友人は以前私が使用していた定価約13000円前後のMDR-10RC/Bより良い音だと言っていた。ただエージングしないと初期状態では耳に突き刺さるような高音で長時間の使用ではキツイ音だった。低音強めの曲を10時間ぐらい長し続けてたら高音域がマイルドになり聞きやすくなった。

低音はきちんと鳴ってはいるが人によっては非常に物足りないと感じるかもしれない。特に若者が大好きな100Hz~200Hzの部分が非常に弱いと思う。低音が貧弱なためASMRなんかの耳かきボイスは不向き。モニター用ヘッドホンの低音をかなり弱めて高音域を強くした感じの音。ようするにシャリシャリ中高音族向けヘッドホン。

装着感と携行性

側圧は普通。イヤパッドはMDR-10RC/Bほどふかふかではなく、少し固め。重量が290gと非常に重い。重くて折りたためないので携行はつらいです。

まとめ

時代についていくため、そしてモバイル環境でケーブルをなくして携行しやすくするために購入したが、aptXとAAC対応で8000円台という安さに釣られて結果的に重くて折りたためない、デカい携行無理ゲーなヘッドホンを買ってしまったというのが素直な感想。理想のヘッドホン探しはまだまだ続きそうである。

ということでまた別のヘッドホンに乗り換えるため、このヘッドホンはヤフオクに4500円の送料込みでしばらく出品しておきます。
https://page.auctions.yahoo.co.jp/jp/auction/r253436561

無事に売れました。

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